コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

スラボフィル

3件 の用語解説(スラボフィルの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

スラボフィル

スラブ派

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スラボフィル
スラボフィル

スラブ主義」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スラボフィル
すらぼふぃる
Славянофилы Slavyanofil ロシア語
Slavophiles英語

19世紀ロシア思想家集団。スラブ派と訳される。彼らは1840年代から50年代にかけて、ザーパドニキ(西欧派)に対抗して、ロシアには西ヨーロッパ社会とは異なる独自の発達の道があると主張した。彼らの大部分は地主貴族の出身で、官職につくこともなく、最初はエラーギン家、スベルビェーエフ家、パブロフ家などのサロンに集まって論議し、のちには雑誌『モスクワ人』に依拠してその論陣を張った。彼らはピョートル1世(大帝)の改革を否定し、ロシアには昔から農村共同体(ミール)があって、住民はそのなかで平和で自治的な生活を送ってきたと指摘し、西ヨーロッパのような階級闘争はロシアには存在しないと主張した。また、西ヨーロッパにおいては、カトリックは人為的に統一を保とうとするあまり、内面的自発性を失い、一方プロテスタント個人の自由を強調するあまり、個人主義へ逸脱してしまったと批判。信徒間の愛と和合を説くギリシア正教は、これらのものよりはるかに勝るもので、その教義もより純粋だと主張した。この派を代表する思想家としては、宗教面でのホミャコフ、哲学の分野でのイワン・キレエフスキー、社会評論や社会活動(農奴解放)で活躍したアクサーコフ兄弟やサマーリンらがいる。[外川継男]
『ゼンコフスキー著、高野雅之訳『ロシア思想家とヨーロッパ』(1973・現代思潮社) ▽ヴァリツキ著、今井義夫訳『ロシア社会思想とスラヴ主義』(1979・未来社) ▽勝田吉太郎著『近代ロシア政治思想史』(1960・創元社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone