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スリランカの和平交渉 すりらんかのわへいこうしょう

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知恵蔵2015の解説

スリランカの和平交渉

停戦合意を受けて2002年9月、始まったスリランカ政府とLTTEの交渉。政府は事前にLTTEに対する非合法団体指定を解除し、対話への環境整備を図った。5回の交渉の末、03年3月には日本の箱根で第6回交渉を開催。しかし、同年4月にLTTEは交渉を中断した。6月には日本政府代表の明石康・元国連事務次長らの働きかけで「スリランカ復興開発東京会議」が開かれ、約70の国・国際機関が参加し、4年間で45億ドルの復興支援が決まったが、LTTEはボイコットした。和平交渉では、LTTEの支配地域の自治に暫定行政機構の設立が焦点だが、その構成案や、支配地域周辺からの政府軍撤退が遅れていることを不満としている模様だ。その後、交渉に進展がないまま、05年8月にはカディルガマル外相の暗殺が発生。同年末には政府軍兵士7人が地雷で死亡する事件も起きた。06年2月にはスイスでスリランカ政府とLTTEの間で停戦合意の順守を確認したが、スリランカ国内では局所的な戦闘行為が続発しており、和平の行方には暗雲がたれ込めている。

(竹内幸史 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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