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スレイプニル スレイプニル Sleipnir

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スレイプニル
スレイプニル
Sleipnir

北欧神話の神々の王オーディンの乗馬。オーディンを乗せ空中を風のように速く駆ける。悪神ロキがあるとき雌馬に変身して,アスガルズの城壁を神々のために建設した不思議な巨人の所有していたスバジルファリという雄馬と交尾して産んだといわれ,生れつき8本足であったとされる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スレイプニル
すれいぷにる
Sleipnir

北欧神話の主神オーディンの馬。8本足の白馬で、あらゆる馬のうちもっとも速く、また空も駆け、死者の国へも赴くことができる。その誕生のいきさつは、巨人が美貌(びぼう)の女神フレイヤを報酬にもらうという約束でミドガルドの砦(とりで)の工事を請け負ったところ、その工事は巨人の牡馬(おすうま)の働きにより驚くほど早く完了しそうになった。そこで恐れた神々はロキに工事を中止させるように詰め寄り、牝(めす)馬に姿を変えたロキが牡馬を誘惑して工事を中断させた。この牡馬とロキとの間に生まれたのがスレイプニルである。[谷口幸男]

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世界大百科事典内のスレイプニルの言及

【オーディン】より

…バルハラでは戦死した勇士たちが集められ世界の終末の巨人族との決戦にそなえ武事にいそしむ。オーディンは8本脚の馬スレイプニル,槍グングニル,9夜ごとに同じ量の腕輪を滴らす黄金の腕輪ドラウプニルをもつ。巨人ブルの身体から全世界を作ったため〈万物の父〉と称される。…

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