セジロウンカ

百科事典マイペディア 「セジロウンカ」の意味・わかりやすい解説

セジロウンカ

半翅(はんし)目ウンカ科の昆虫一種。体長4mm内外,淡黄色地に黒斑がある。日本全土のほか熱帯地方に広く分布寒地では越冬できず,毎年風によって暖地から運ばれるものと推定される。俗に夏ウンカといわれ,トビイロウンカ秋ウンカ)とともにイネ害虫として知られる。イネの根ぎわに群生して汁を吸う。被害を受けたイネは下葉が枯れ,発育悪く,著しい減収になる。年に4〜5回発生。
→関連項目ウンカ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

改訂新版 世界大百科事典 「セジロウンカ」の意味・わかりやすい解説

セジロウンカ

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android