セラミド(その他表記)ceramide

デジタル大辞泉 「セラミド」の意味・読み・例文・類語

セラミド(ceramide)

動物の脳の白質表皮角質層を形成する細胞膜に、多量に存在する脂質の一種。皮膚保湿柔軟性を維持する働きがあるとされ、化粧品などに使用される。N-アシルスフィンゴシン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「セラミド」の解説

セラミド
セラミド
ceramide

N-アシルスフィンゴシン.セリン誘導体脂肪酸が2個結合した化合物.細胞膜を構成するスフィンゴ脂質の基本骨格.[CAS 4682-48-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「セラミド」の解説

セラミド


 スフィンゴシンのアミノ基に脂肪酸が酸アミド結合している物質.スフィンゴ糖脂質を加水分解すると得られる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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