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ソルバイト sorbite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソルバイト
sorbite

炭素鋼のフェライト・セメンタイト混合組織の一つで,パーライトより細かいが,トルースタイトよりはやや粗なフェライトセメンタイト薄片組織である。光学顕微鏡では薄片状組織の識別はむずかしい。オーステナイト温度域からの徐冷,あるいはマルテンサイト組織の焼戻しによって現れる。その名称は 19世紀末の冶金学者 H. C.ソルビイによる。

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世界大百科事典内のソルバイトの言及

【ピアノ線】より

…ピアノ線の成分はこれよりやや炭素量が低いが,ほぼパーライト組織になる成分範囲の鋼である。900~1000℃に加熱し,比較的急速に冷却すると(冷却速度があまり速すぎるとマルテンサイトと呼ばれる硬いがもろい組織となる),550℃近くでソルバイトsorbiteと呼ばれる微細なフェライトとセメンタイトが交互に0.4μm程度の厚さで層をなす組織が形成される。これは非常に冷間加工性に富み,断面減少率99%以上の引抜加工ができる。…

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