ソ連邦最高会議幹部会(読み)ソれんぽうさいこうかいぎかんぶかい(英語表記)Prezidium Verkhovnogo Soveta SSSR; Presidium of the Supreme Soviet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソ連邦最高会議幹部会
ソれんぽうさいこうかいぎかんぶかい
Prezidium Verkhovnogo Soveta SSSR; Presidium of the Supreme Soviet

ソ連邦最高会議の閉会中常置される最高機関。最高会議両院合同会議で選出され,最高会議に対して責任を負う。議長 (国家元首) 1人,第一副議長および各共和国からの副議長 15人,書記1人,幹部会員 21人により構成され,最高会議の招集と解散,幹部会令の発布,法律の解釈,人民投票の実施,閣僚の任免,栄誉の授与,軍最高統帥部の任免,宣戦布告,動員,条約の批准,大公使の任免,外国使節信任状の受理,戒厳令の布告などの権限をもつ。しかし,これらの権限は幹部会みずからが行使するというよりは共産党の決定を形式的に実行するにすぎなかった。 90年3月憲法改正によって大統領制が導入され,ソ連を代表する権限 (外交交渉・条約調印,軍最高司令官) ,閣僚の任免,非常権限 (宣戦布告,非常事態宣言など) ,形式的・儀礼的権限など多くが幹部会から大統領へ移された。

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