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タラアト・ハルブ Ṭal‘at Ḥarb

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世界大百科事典 第2版の解説

タラアト・ハルブ【Ṭal‘at Ḥarb】

1867‐1941
エジプトイスラム思想家で,エジプト近代産業の先駆者。1889年,法律および言語学校を卒業し,ダーイラ・サーニヤ(政府没収地管理委託会社)をはじめ,外国企業での経営実務についた。1907年恐慌後より,外国資本の金融・産業独占を批判,民族銀行設立を説く執筆・講演活動を展開した。20年エジプト人資本のみでミスル銀行を設立,同行を軸に近代産業群(ミスル企業)の発展を推進した。《イスラム国家の歴史》《エジプト経済の治療およびエジプト銀行・国立銀行設立計画》などを著した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のタラアト・ハルブの言及

【ミスル銀行】より

…エジプト最初の民族銀行。1920年,タラアト・ハルブが民族産業振興を目的にエジプト人出資者から8万エジプト・ポンドを募り,同行を設立した。第1次大戦中に成長した土着ブルジョアジー・地主層の投資や,22年イギリスの軍事占領を脱したエジプト政府の国内産業奨励政策を背景に,同行の資本と預金高は伸び続け,農民融資をはかる一方,22年から直接経営による一連の商工業企業群(ミスル・グループ)の設立に着手した。…

※「タラアト・ハルブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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