タンザニア革命党(読み)タンザニアかくめいとう(その他表記)Chama Cha Mapinduzi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タンザニア革命党」の意味・わかりやすい解説

タンザニア革命党
タンザニアかくめいとう
Chama Cha Mapinduzi

略称 CCMタンザニアの支配政党。 1977年2月ジュリアス・ニエレレ大統領の支持政党として,タンガニーカ・アフリカ民族同盟とザンジバルアフロ・シラジ党が合併し結成。ニエレレ大統領は同党の一党独裁体制を構築したが,82年1月の党大会では国家と党を原則分離することを決定。 85年8月ニエレレが引退を表明し,後任にはアリ・ハッサン・ムウィニ副大統領兼ザンジバル自治政府大統領が就任。 92年5月ムウィニ大統領は憲法を改正し複数政党制を導入。 95年 10月複数政党制導入後初の大統領選挙と議会選挙が行われ,CCMのベンジャミン・ウィリアム・ムカパ元外相が大統領に当選,議会選挙でも 80%以上の議席を獲得した。

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