コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ダニューブ文化 ダニューブぶんか

1件 の用語解説(ダニューブ文化の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ダニューブぶんか【ダニューブ文化】

中部ヨーロッパ新石器時代文化。ドナウ(ダニューブ)川下流域から,パリ盆地にかけての東西2000km余りの範囲にひろがっている。西アジアに起源をもつ農耕文化がヨーロッパ大陸へ伝わるには,地中海北岸伝いにイタリアフランスへの経路とともに,ドナウ川沿岸の黄土地帯を西へたどる経路が主要ルートとなった。この点が重要視され,とくにイギリスの考古学者チャイルドの研究によって,ダニューブ文化の名が広まった。しかし現在では,この文化はドニエストル,ビスワ,オーデルエルベラインマースセーヌの諸川流域の黄土地帯にも分布することが知られており,ヨーロッパの学界では,むしろ帯文土器Bandkeramik文化と呼ばれる方が多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ダニューブ文化の関連キーワード旧石器時代支石墓新石器時代石器時代中石器時代ヨーロッパ共同体ヨーロッパ通貨制度新石器スカラブラエヨーロッパの火薬庫

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone