チツス帝凱旋門(読み)チツスていがいせんもん(その他表記)Arco di Tito

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チツス帝凱旋門」の意味・わかりやすい解説

チツス帝凱旋門
チツスていがいせんもん
Arco di Tito

イタリア,ローマのフォールム・ロマーヌム(→フォールム)東入口にある凱旋門。70年のチツス帝によるエルサレム奪還を記念して,81年ドミチアヌス帝の時代に建造された,ローマ建築を代表する建物。高さ 15.4m,正面幅 13.5m,側面幅 4.75mの白大理石製。アーチ式通路の両側はコンポジット式オーダーの円柱によって飾られ,アーチ上方の最上部正面には銘文が刻まれている。また通路内部の両面の壁には,エルサレム神殿から戦利品を運ぶチツス帝の凱旋行列と,勝利の女神ビクトリアを頭に戴く戦車に乗った皇帝の姿が浮彫にされている。

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