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チャガン(慈江)道 チャガンChagang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チャガン(慈江)〔道〕
チャガン
Chagang

北朝鮮の北部にある1級行政区。道庁所在地はカンゲ (江界) 市。行政区域は3市 15郡。 1949年ピョンアンプク (平安北) 道の北部とハムギョンナム (咸鏡南) 道の西部を分割して新設されたが,54年北東部がリャンガン (両江) 道となって分離した。アムロク (鴨緑) 江をはさんで中国に接する内陸にある。東部はランリム (狼林) 山脈で,北西のアムロク江の谷に向って低下し,西部もカンナム (江南) 山脈,チョギュリョン (狄踰嶺) 山脈が占める。大陸性気候で,月平均気温の年較差は 40℃に達する。年降水量は 800~1300mm。水力資源が豊富で,アムロク江にウンボン (雲峰) 発電所,支流のトンロ (禿魯) 江にトンロ江発電所,カンゲチョンニョン (江界青年) 発電所がある。 45年の独立後,工業が興り,ヒチョン (煕川) 市に工作機械,精密機械,カンゲ市に製材,紡績などの工場がある。アムロク江沿いのウンボン,マンポ (満浦) 市などに製材所がある。地下資源はチョサン (楚山) 郡の黒鉛のほか銀,鉛,無煙炭,石灰石などがある。耕地は少く,トウモロコシ,アワ,アマ,タバコなどが栽培され,チャソン (慈城) 郡はダイズ栽培が盛ん。高原面では牧畜が行われる。特産物として野生のチョウセンニンジンがある。マンポ鉄道が中央を縦断している。面積1万 6050km2。人口 115万 6000 (1987推計) 。

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