チャンドラ(その他表記)Chandra

デジタル大辞泉 「チャンドラ」の意味・読み・例文・類語

チャンドラ(Chandra)

1999年7月にNASA(米航空宇宙局)がスペースシャトルによって打ち上げたX線天文衛星名称はインド出身の天体物理学者チャンドラセカールに由来する。総重量4.8トン。4対の反射鏡で構成されたX線望遠鏡を搭載。角度分解能が非常に高く、かに星雲中心部のパルサーから吹き出すジェット構造超新星残骸銀河団の高温ガスなどの構造を詳細に観測した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android