チャールズ・サンダーズ パース(英語表記)Charles Sanders Peirce

20世紀西洋人名事典 の解説

チャールズ・サンダーズ パース
Charles Sanders Peirce


1839.9.10 - 1914.4.14
米国の自然科学者,論理学者,哲学者。
元・ジョンズ・ホプキンズ大学講師,元・国際測量学会会長。
マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。
母校教鞭を執っていたが、偏屈な性格と論理学が当時学界では関心を持たれず、大学で定職を得る事ができず、合衆国沿岸測量部の技師の仕事をしながら、哲学、論理学に関する論文を数多く発表した。しかし、先端を行きすぎていたため学界では受け入れられず、死後、「チャールズ・サンダーズ・パース論文集」全6巻が発表されてから広く注目されるようになった。多面的な哲学者で、一般にはプラグマティストとして知られているが、完成には至らなかったが、科学的哲学を、現象学、規範科学、形而上学の3部門に分け、体系化を試みた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

チャールズ・サンダーズ パース

生年月日:1839年9月10日
アメリカの哲学者
1914年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android