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チューク諸島 チュークしょとうChuuk Islands

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チューク諸島
チュークしょとう
Chuuk Islands

西太平洋,ミクロネシア連邦カロリン諸島中にある島群。旧称トラック諸島ウエノ島(旧称モエン島),デュブロン島(トノアス島),ウマン島,フェファン島など 16の火山島からなり,サンゴ礁で囲まれている。1528年スペイン人探検家アルバロ・サアベドラが発見。1899年ドイツがスペインから購入。日本による委任統治時代(→委任統治制度)はデュブロン島が中心で,日本海軍の基地が設けられ第2次世界大戦の戦場となった。1947~86年アメリカ合衆国の太平洋島嶼信託統治領。今日の行政中心地はウエノ島。住民はミクロネシア人。熱帯自給作物としてタロイモパンノキ,ヤム,バナナなどが栽培されるほか,主産物コプラ。面積 100km2。人口 4万465(2000)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チューク諸島
ちゅーくしょとう
Chuuk Islands

太平洋西部、ミクロネシアのカロリン諸島中部にある島々。ミクロネシア連邦所属。現地名ホゴルーHogoleu島。1990年1月、現名に変更するまではトラック諸島Truk Islandsとよばれた。人口7万4300(2001推計)。直径が65キロメートルの大きな環礁の中に、トルTol島(標高435メートル)、モエンMoen島(376メートル)、デュブロンDublon島(353メートル)、フェファンFefan島(313メートル)、ウマンUman島(288メートル)、ウドットUdot島(242メートル)などの高い島々が散在する。第一次世界大戦後、日本の委任統治領となり、かつお節やコプラの産出があったほか、日本海軍の基地として重要であった。当時は四季諸島、七曜諸島の名でよばれ、島々は秋島(フェファン)、冬島(ウマン)、月曜島(ウドット)などと命名されていた。第二次世界大戦初期には合計人口3万5000を数えたが、1944年アメリカ軍の大空襲を受けて基地は壊滅した。戦後、アメリカ信託統治領のトラック行政区となり、1979年ミクロネシア連邦に加わった。1990年信託統治が終了した。[大島襄二]

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