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チーズバエ

栄養・生化学辞典の解説

チーズバエ

 [Piophila casei].チーズバエ科の黒色のハエ.体長2.5〜4mm.ヒトに腹痛などの障害を起こさせることがある.

出典|朝倉書店栄養・生化学辞典について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チーズバエ
ちーずばえ / 乾酪蠅
cheese skipper
[学]Piophila casei

昆虫綱双翅(そうし)目環縫亜目チーズバエ科に属する昆虫。小形で体長3、4ミリメートル。頭部は扁平(へんぺい)で2対の頭頂剛毛がある。複眼は雌雄とも幅広く、触角端刺(しょっかくたんし)は裸出する。額(がく)は前半黄色、後半は黒色光沢。脚(あし)の基節、腿節(たいせつ)基部半分と(ふせつ)が黄褐色である。世界中に広く分布する。成虫はヨーロッパやアメリカではチーズ工場などに普通にみられ、幼虫はチーズ、肉製品、乾物など貯蔵食品に大量に発生することがあり、食品害虫として重要な種である。幼虫は体を丸めてばねにして飛び上がる性質があり、チーズスキッパーの英名をもつ。東京では肉質のごみなどの周辺にも普通にみられる。幼虫は食品といっしょに誤って食され、激痛を伴う消化管ハエウジ症を引き起こす。[倉橋 弘]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のチーズバエの言及

【ハエ(蠅)】より

…幼虫は腐敗した植物を食べる。チーズバエ科は小型,体長は5mm以下,代表種チーズバエPiophila caseiは世界中に分布し,とくにヨーロッパでは,幼虫がチーズ,ベーコン,乾燥肉など高タンパク質の貯蔵食品に発生するので有名である。幼虫は体をまるめて,急にのばす反動でとび上がる性質があり,cheese skipperと呼ばれる。…

※「チーズバエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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