精選版 日本国語大辞典「テオーリア」の解説
テオーリア
〘名〙 (theōria 見ること、眺めること、の意) 哲学で、事物の真理を理性的に知ろうとすること。アリストテレスは、これをプラクシス(実践)とポイエーシス(制作)に対して、人間の最高至福の活動とした。観想。観照。⇔プラクシス。
※学生と読書(1938)〈河合栄治郎編〉読書の意義〈河合栄治郎〉四「自己との聯関が常に努力されねばならない、之がテオリアとフィロソフィアとの区別されたる重要なる核心である」
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