テーブル山座(読み)テーブルサンザ(その他表記)Mensa

翻訳|Mensa

デジタル大辞泉 「テーブル山座」の意味・読み・例文・類語

テーブルさん‐ざ【テーブル山座】

天の南極近くにある小星座日本からは見えない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「テーブル山座」の意味・読み・例文・類語

テーブルさん‐ざ【テーブル山座】

  1. 南半球の星座。一八世紀のフランスの天文学者N=ラカイユが命名した星座の一つ大マゼラン雲の南にある小星座で、明るい星は約五個。日本からは見えない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「テーブル山座」の意味・わかりやすい解説

テーブルさん(山)座 (テーブルさんざ)
Mensa

略号Men。天の南極近くにある小星座。フランスの天文学者N.ラカイユが新設した小星座。ラカイユは1751-53年南アフリカの南端の喜望峰で南天の星の位置観測をした。テーブル山(1087m)はケープタウンの南側にある平たんな岩山で,つねに雲が山頂を覆い,その雲はテーブルクロスと呼ばれている。この天域のすぐ隣にケープの雲とも呼ばれる大マゼラン雲があるので,これをテーブルクロスに見たて,この天域をテーブル山とした。輝星はない。概略位置は赤経5h40m,赤緯-77°。日本からは見えない。午後8時の南中は2月上旬である。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「テーブル山座」の意味・わかりやすい解説

テーブルさん(山)座【テーブルさんざ】

南半球の星座。日本からは見えない。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android