デジタル大辞泉
「ディザリング」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ディザリング
dithering
2色 (白,黒) で中間調を表現するため,視覚の空間周波数特性を利用し,面積変調により階調表現を行う際,一定のしきい値では擬似輪郭を生ずるので,ある規則により作成した雑音 (ディザ) を原信号に加えて2値化することにより,輪郭線を目立たなくする手法。2値の画像でも白黒のドット数に比例して中間調の灰色に見える。このドット数の比率を変えれば,多くの中間調を表現できる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ディザリング
意図的に加えられたノイズ。画像処理でディザリングという場合は、見かけ上の色数よりも少ない色数で画像データを構成すること、またはその処理のこと。たとえば、フルカラーの写真の色を256色に減色する場合、同系色の細かい点のノイズを加えて(点描)中間色を表現する。色のムラが減り、自然なグラデーションに見えるが、鮮明さが損なわれるのが欠点。
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報