ディディエ ロックウッド(英語表記)Didier Lockwood

20世紀西洋人名事典 の解説

ディディエ ロックウッド
Didier Lockwood


1956 -
ジャズ奏者。
カレ生まれ。
6歳でバイオリンを始め、パリのセルバトワール・ドゥ・ミュジークに学ぶ間にロックブルースに興味を抱く。ジャン・リュック・ボンティの「キング・コング」でジャズに開眼し、1972年有名なロック・グループ、マグマに加入する。ダニエル・ユメール等と共演する一方で、コルトレーンの音楽に大きな影響を受け、後にスルヤというジャズ・ロック・グループを結成した。代表作に、「ニュー・ワールド/ロックウッド〜ペデルセン〜トニー・ウイリアムス」「ライブ・アット・モントルー」がある。160年前に製作されたバイオリン1本しか使用しない彼のプレイはユニーク極まりない。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android