ディペル(その他表記)Dippel, Johann Konrad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディペル」の意味・わかりやすい解説

ディペル
Dippel, Johann Konrad

[生]1673.8.10. ダルムシュタット
[没]1734.4.25. ベルンブルク
ドイツの敬虔主義神学者,化学者。金の抽出および染料の研究に従事。非常に知性的で論争的かつ風刺の天分に恵まれ,ルター派正統主義や教会的敬虔主義および近代的な決定論的哲学に激しく対立した敬虔主義者であった。彼は正統主義の反対にあって著作活動が不可能となり,一時化学研究に従事し,またベルリン (1704~07) ,オランダ (07~14) ,デンマーク (14~21) ,スウェーデン (26~29) を転々としつつ,自己の極端な主張を述べるという波乱に富んだ生涯をおくった。主著"Orthodoxia orthodoxorum" (1697) ,"Papismus protestantium vapulans" (98) ,"Fatum fatuum" (1708) 。

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