デットファイナンス(読み)でっとふぁいなんす

デジタル大辞泉 「デットファイナンス」の意味・読み・例文・類語

デット‐ファイナンス(debt finance)

借り入れによる企業資金調達他人資本による資金調達。借入金融。→エクイティーファイナンス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「デットファイナンス」の解説

デットファイナンス

銀行借り入れや社債発行などで資金調達すること。「デット」は負債のことで、「ファイナンス」は資金調達の意。増資で資金調達する「エクイティファイナンス」とは反対語にあたる。言い換えれば、株式の発行を伴わない資金調達を「デットファイナンス」と呼ぶ。このため、転換社債ワラント債も「デットファイナンス」にあたるが、ただ、転換権利行使が進むと増資になることから、発行時点から「エクイティファイナンス」に含められる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

株式公開用語辞典 「デットファイナンス」の解説

デットファイナンス

借入れによる資金調達。借入金融ともいう。企業における資金調達の方法ひとつで、社債発行や銀行借入など、他人資本の増加になる調達のことを指す。企業における資金調達の方法としては、デットファイナンス以外には、エクイティファイナンスといわれる株式発行や利益留保など、自己資本の増加による調達方法がある。

出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報

M&A用語集 「デットファイナンス」の解説

デットファイナンス

銀行借入や社債発行などのように新株の増加を伴う可能性のない資金調達方法。増資、新株予約権付社債新株予約権の発行のように顕在的または潜在的に新株の増加を伴う資金調達方法はエクイティファイナンスという。

出典 M&A OnlineM&A用語集について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android