デボラ(英語表記)Debborah; Debbora

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デボラ
Debborah; Debbora

旧約聖書中の女性。イサクの妻リベカの乳母。死後カナンのベテル (元来ルズ,ヤコブ命名による) の下のかしの木の下に葬られた。これによってその木の名はアロン・バクテ (嘆きのかし) と呼ばれた (創世記 35章) 。

デボラ
Debborah; Debbora

旧約聖書中の女性。ラピドテの妻。彼女は,エホデの死後,エフライムの山地のラマとベテルの間にあるデボラのしゅろの木の下で預言者としてイスラエルの人々を裁き,アビノアムの子バラクに,カナンの王ヤビンの軍勢との戦いに関する主の言葉を伝えた。バラクはヤビンの軍勢の長シセラと戦って勝利を得,イスラエルの民はヤビンを滅ぼした (士師記4~5章) 。

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世界大百科事典内のデボラの言及

【タボル[山]】より

…標高588m。旧約聖書によると,前1200年ころ女士師デボラDeborahに率いられたイスラエル諸部族がこの山に陣をしいてカナン軍の戦車隊と戦い勝利を博したとされる(《士師記》4,5)。また古いキリスト教の伝承では,イエスが弟子ペテロとヤコブおよびヤコブの兄弟ヨハネの前で急に姿が変わり,モーセ,エリヤと語ったといういわゆる〈キリストの変貌Transfiguration〉が起こった山とされている(《マタイによる福音書》17,《マルコによる福音書》9,《ルカによる福音書》9)。…

※「デボラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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