エフライム(英語表記)Ephraim

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エフライム」の意味・わかりやすい解説

エフライム
Ephraim

イスラエルの族長ヤコブの子ヨセフエジプトでもうけた子 (創世記 41・48~52) 。その子孫エフライム部族を形成し,イスラエル 12支族中最大の氏族となった。領地はパレスチナ中央,ヨルダン川以西の肥沃地方で,中心はシケム。エフライムの名の起源は,ヨセフがその息子を名づける際「豊かなる」というヘブライ語からとったといわれる (創世記 41・52) 。

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