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デュ・セルソー Du Cerceau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デュ・セルソー
Du Cerceau

16世紀から 17世紀に活躍したフランスの建築家,装飾家の一族。始祖はジャック (1515~90) で,イタリア留学後,パリやオルレアンで活躍。著書に『建築論』 Livre d' architecture (59) があるが,むしろ図集『フランス名建築集』 Les plus excellents bastiments de France (76~79) で有名である。長男ジャン・バティスト (1545頃~90) は 1578年以降,P.レスコーの後任としてルーブル宮殿の建築家となり,のちに王室首席建築家となった。パリのボン・ヌフ (78) は彼の設計による。次男ジャック2世 (1550~1614) も王室建築家となり,ルーブル宮殿のグランド・ギャラリー,パリのボージュ広場などを設計。バティストの子ジャン (1590頃~1649) はルイ 13世の建築家となり,パリにオテル・ド・ブルトンビリエなどの居館を設計,またフォンテンブロー宮に造った馬蹄形の階段 (1634) のデザインで有名である。

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