デリーのクトゥブ-ミナールとその建造物群(読み)デリーのクトゥブミナールとそのけんぞうぶつぐん

世界遺産詳解の解説

デリーのクトゥブミナールとそのけんぞうぶつぐん【デリーのクトゥブ-ミナールとその建造物群】

1993年に登録されたインドの世界遺産(文化遺産)で、デリーの南方に位置する。クトゥブ・ミナールは、インド北部を征服し1206年に奴隷王朝を開いたクトゥブ・アッディーン・アイバクが、力を誇示するために建造した、モスク付属施設兼戦勝記念塔。塔の高さは72.5mで5層からなり、インドに現存する最も高い塔である。当初4層だったが、落雷による損壊後、14世紀に再建され5層になった。塔は円柱形で、唐草模様などのイスラム特有の装飾が施されている。隣には、インド最古のモスクであるクッワト・アルイスラム・モスクなども残っている。このような、インドにおける最初のイスラム様式の建築物であることが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はQutb Minar and its Monuments, Delhi

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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