トランスフェリン(その他表記)transferrin

翻訳|transferrin

デジタル大辞泉 「トランスフェリン」の意味・読み・例文・類語

トランスフェリン(transferrin)

血漿けっしょうに含まれるたんぱく質一つ。主に肝臓合成され、運搬貯蔵に関与する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トランスフェリン」の意味・わかりやすい解説

トランスフェリン
transferrin

ジデロフィリンあるいは鉄結合蛋白ともいう。血漿中にある鉄結合性の蛋白質で,1分子について2個の鉄を含む。 β1 グロブリンの一つ。血清鉄 (非ヘム鉄) の主成分で,鉄の運搬に関与している。体内に吸収された鉄は,トランスフェリンと結合して,血液中を骨髄に運ばれ,ヘモグロビンの合成に利用される。

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化学辞典 第2版 「トランスフェリン」の解説

トランスフェリン
トランスフェリン
transferrin

血液中の鉄輸送タンパク質.肝臓で合成される.1分子当たり2個のFeを結合し,細胞膜表面のトランスフェリン受容体によって細胞内に取り込まれ,弱酸性条件下でFeを遊離する.トランスフェリンとその受容体は細胞表面にリサイクルされる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「トランスフェリン」の解説

トランスフェリン

 血中で3価の鉄が結合している糖タンパク質

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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