コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

トランプラー星 トランプラーせいTrumpler's Stars

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トランプラー星
トランプラーせい
Trumpler's Stars

R.トランプラーがいくつかの散開星団中に発見した,異常に質量の大きな星。そのスペクトル赤方偏移から質量の大きさが推定されるが,そのわりに絶対光度が高くないので,質量光度曲線にあてはまらない。現在7個発見されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

トランプラー星【トランプラーせい】

1930年代にR.J.トランプラーによって散開星団中に発見された,視線速度が他の星よりも大きい7個の星。スペクトル線の変位が一般相対論から予言される重力変位によるものとされたことで知られる。
→関連項目トランプラー

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

トランプラーせい【トランプラー星 Trumpler’s stars】

トランプラーR.J.Trumplerが,1930年代に散開星団中に見つけた視線速度が他の星よりも大きい7個の星。スペクトル線の変位は,視線運動ではなくて一般相対論の予言する重力変位であると解釈してその質量を算出すると太陽の55~400倍となる。ふつうの連星から求めた星の質量にはこんなに大きなものはなく,質量光度関係の空白部を埋めるデータとして重用されたこともある。しかし今では相対論的な解釈は疑問視する人が多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

姑息

[名・形動]《「姑」はしばらく、「息」は休むの意から》一時の間に合わせにすること。また、そのさま。一時のがれ。その場しのぎ。「姑息な手段をとる」「因循姑息」[補説]近年、「その場だけの間に合わせ」であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android