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トリカラ Tríkala

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トリカラ
Tríkala

ギリシア,バルカン半島部中部,セサリア (古代名テッサリア) 地方の都市。セサリア平野西部の中心都市で,ピニオス川中流部の支流リセオス川にのぞむ。古代には医神アスクレピオスの子マカオンとポダレイリオスの国といわれたトリッケ Trikkēのあったところで,アスクレピオス祭祀の最も古い中心地の一つ。 1081年ノルマン人が占領。1世紀後の記録に交易中心地と記され,その後数世紀間この地方の最も重要な町として繁栄。 1393年以降オスマン帝国の支配下におかれ,1881年ギリシア領。現在トウモロコシ,コムギ,米,タバコの集散地。周辺の丘陵地は古代にはウマの産地として知られたが,現在も牧畜が盛んで,冬季には牧夫たちが市に降りてくるため人口がふえる。アテネとセサロニキを結ぶ幹線鉄道から分岐する支線が通じる。人口4万 8810 (1991推計) 。大都市圏 13万 7819 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トリカラ
とりから
Trikkala

ギリシア中部、テッサリア地方、トリカラ県の県都。農産物、酪農製品の集散地。ピニオス川中流沿岸、ラリサの西60キロメートルに位置する。人口5万1862(2001)。古称トリッカTrikka。医神アスクレピオス出身の地とされ、古代に信仰を集めた。12世紀以降ノルマン人、セルビア人、トルコ人の支配の下で交易の中心地として繁栄。1881年ギリシア領となる。冬場は移牧民ブラヒBlachoiが高地から下ってくるため人口が増加する。[真下とも子]

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