ドイツ普通法(読み)ドイツふつうほう

百科事典マイペディアの解説

ドイツ普通法【ドイツふつうほう】

ゲマイネス・レヒトgemeines Recht。15―16世紀以来ドイツで継受されたローマ法。統一的なドイツ民法典施行(1900年)まで全国に通用。地方特別法ゲルマン法であるのと対立する。内容は近代化されたローマ法といえる。
→関連項目普通法

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世界大百科事典 第2版の解説

ドイツふつうほう【ドイツ普通法 Deutsches gemeines Recht】

普通法とは,地域,身分その他の点で適用範囲を制限されている特別法および個人や個々の団体に付与される特権に対し,全体に適用される法をいう。ドイツ普通法とはドイツ全体に適用される法である。歴史的にその主要な部分は,12世紀以来イタリアの法学者によって学問的に加工され,実務にも用いられていたユスティニアヌス法典,すなわち継受ローマ法である。帝室裁判所令(1495)は,これを神聖ローマ帝国の普通法として,補充的効力を付与した。

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