ドンレミラピュセル(その他表記)Domrémy-la-Pucelle

デジタル大辞泉 「ドンレミラピュセル」の意味・読み・例文・類語

ドンレミ‐ラ‐ピュセル(Domrémy-la-Pucelle)

フランス北東部、グラン‐エスト地方、ボージュ県の村。ムーズ川沿いに位置する。15世紀の百年戦争でフランスの勝利に寄与したジャンヌ=ダルク生地ジャンヌ生家彼女を祭るボワシュヌ教会がある。旧称ドンレミ。

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改訂新版 世界大百科事典 「ドンレミラピュセル」の意味・わかりやすい解説

ドンレミ・ラ・ピュセル
Domrémy-la-Pucelle

フランス東部,ボージュ県の小村ジャンヌ・ダルクの生まれた村。人口約300。ムーズ(マース)川上流左岸,ナンシーの南西60kmに位置する。ジャンヌの時代はロレーヌ公家系のバール侯領に属し,フランス王家の行政権の及ぶ戸数20数軒の村であった。ジャンヌの生家はよく保存されているが,教会堂角塔の部分しか残っていない。この教会堂は聖レミギウスに献堂されていて,ドンレミの名はこれに由来する。ラ・ピュセルは〈乙女〉の意。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドンレミラピュセル」の意味・わかりやすい解説

ドンレミラピュセル
Domrémy-La-Pucelle

フランス東部,ボージュ県北西端付近にある人口約 200の小村。ジャンヌ・ダルクの生地。ナンシー南西約 45kmに位置し,ムーズ川にのぞむ。質素なジャンヌ・ダルクの生家 (現博物館) と聖ジャンヌ聖堂 (19世紀) がある。

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