コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ニフルヘイム ニフルヘイム Nif(e)lheim

2件 の用語解説(ニフルヘイムの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニフルヘイム
ニフルヘイム
Nif(e)lheim

北欧神話で,太古から世界の極北にあるとされる暗黒の氷寒世界。フベルゲルミルの泉が湧き,そこから 12の川が流れ出るが,その川水はすべて途中で氷塊に変じる。ヘルの支配する死者の国もここに位置するという。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニフルヘイム
にふるへいむ
Niflheimr

北欧神話に現れる氷と霧の世界。『エッダ』のニフルヘルと同一視される。この世の初めに、天も地も海もなく、ただ奈落(ならく)の口だけがあったとき、その北側にニフルヘイム、南側に灼熱(しゃくねつ)の世界ムスペルスヘイムがあった。ニフルヘイムから流れ出る毒の川エーリバーガルは凍って霜となり、これに灼熱の世界からきた熱風がぶつかって滴となり、これから巨人の祖イミルが生まれた。ニフルヘイムは重い氷と霜で覆われ、中には靄(もや)が立ちこめ、突風が吹いている。また世界のいちばん下の国で女神ヘルが住み、死者たちが死後に行く所とされた。主神オーディンはわが子バルドルの運命を巫女(みこ)から知るため、自らそこに赴いたという。[谷口幸男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ニフルヘイムの関連キーワード北欧神話ミズガルズラグナレクノルネンプルートーアースガルズニブルヘイムムスペルスヘイムウル(北欧神話)チュール(北欧神話)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone