ニューヨーク・シティー・バレエ団(読み)ニューヨーク・シティー・バレエだん(英語表記)New York City Ballet Company

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ニューヨーク・シティー・バレエ団
ニューヨーク・シティー・バレエだん
New York City Ballet Company

アメリカの代表的なバレエ団。舞踊評論家 L.カースティンと G.バランシンが協力して 1946年に結成したバレエ・ソサエティ母体に,アメリカ人によるアメリカ人のバレエの可能性を求め,バランシン主宰のアメリカン・バレエ学校の卒業生を主要メンバーとして,48年に結成された。その上演作品も大半がバランシンによる創意に富む新古典主義バレエで,特に『セレナード』『シンフォニー・イン・C (水晶宮) 』などが有名であるが,ほかにも J.ロビンズの『檻』や『牧神の午後』などの野心的な前衛作品があり,世界最高のモダン・バレエ団と評価されている。 64年本拠地をニューヨークシティー・センターからリンカーン・センターのニューヨーク・ステート劇場に移した。

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デジタル大辞泉プラス の解説

ニューヨーク・シティー・バレエ団

アメリカのニューヨーク市マンハッタンを拠点とするバレエ団。1948年にジョージ・バランシンにより設立。主にリンカーンセンターのデビッド・H・コークシアター(旧ニューヨークステートシアター)で公演を行う。歴代芸術監督はバランシン、ジェローム・ロビンズ、ピーター・マーティンズなど。

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