ニームの闘技場(読み)ニームのとうぎじょう

世界の観光地名がわかる事典 「ニームの闘技場」の解説

ニームのとうぎじょう【ニームの闘技場】

フランス南部の都市ニーム(Nîmes)にある古代ローマ時代の遺構の一つ。鉄道のニーム駅から徒歩約10分の場所にある。ニームはローマ帝国統治時代、コローニアネマウサ(Colonia Nemausa)と呼ばれた都市で、古代ローマ時代の橋・神殿・円形劇場などのローマ時代の遺構が残っている。この円形闘技場もその一つである。現在70以上見つかっているローマの闘技場の中でも最も保存がよい。2層で60のアーチがある、長さ33m、幅101m、長さ21mの楕円形の闘技場で、2万人の観客を収容できた。現在でもコンサートやイベントの会場として使われている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む