ハーバー・D. カーティス(英語表記)Heber Doust Curtis

20世紀西洋人名事典 の解説

ハーバー・D. カーティス
Heber Doust Curtis


1872.6.27 - 1942.1.8
米国天文学者
元・ミシガン大学天文台長。
ミシガン州マスケゴン生まれ。
1894年ナパ・カレッジでラテン語教授となり、そこで天文学に興味を持ち始める。パシフィック大学で数学と天文学の教授となる。彼が最初に取り組んだのは皆既日食や、視線速度の研究であった。1909年から11年間渦巻き星雲の撮影とその性質の研究に従事する。’20年4月26日、島宇宙説に反対の意を表明するシャプレーと全米科学アカデミーで大論争を繰り広げたことで有名。アレゲニー天文台長を経て、’30年ミシガン大学天文台長となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android