バジル・ホール チェンバレン(英語表記)Basil Hall Chamberlain

20世紀西洋人名事典 の解説

バジル・ホール チェンバレン
Basil Hall Chamberlain


1850 - 1935.2.15
英国の日本語学者,日本研究家。
元・東京帝国大学教授。
ポーツマス生まれ。
1873年来日し、海軍大学講師を経て、1886年東京帝国大学文学部教授となり、芳賀矢一、上田万年等を教えた。古典からアイヌ語琉球語まで幅広く日本言語学を研究し、1911年に日本を去り、スイスのジュネーブ湖畔で余生を過ごした。自分の名を訳して王堂と号し「日本の事情」(1890年)などを著し、万葉集古今集謡曲などを英訳した。その他の著書に「琉球語の研究」等がある。また日本アルプスの早期登山のきっかけを作った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

バジル・ホール チェンバレン

生年月日:1850年10月18日
イギリスの言語学者,日本学者
1935年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android