バルキザ協定(読み)バルキザきょうてい(英語表記)Varkiza Agreement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バルキザ協定
バルキザきょうてい
Varkiza Agreement

1945年2月バルキザで結ばれたギリシア人民解放軍とイギリス軍との休戦協定。 41年4月のドイツ軍の侵入後,ギリシア国内では共産党が中心の民族解放戦線 EAMが結成され,42年4月その下にギリシア人民解放軍 ELASが組織され,主として北部の山中で抵抗運動を繰広げ勢力を拡大していった。 44年イギリスは G.パパンドレウを首班とする亡命政府をカイロに設立,EAMと統一させるため5月レバノン協定を結び,9月にはカゼルタ協定によって ELASを支配下においた。 11月ドイツ軍が撤退し,イギリス軍が上陸,ELASの解散を命じたが拒否されて戦闘となり,優勢なイギリス軍の攻撃と,ソ連もパパンドレウ政権を承認したことにより,ELASは 45年2月アテネ近郊のバルキザでイギリス軍と武装解除の協定を結んだ。

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