バルバリ(その他表記)Barbari, Jacopo de'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルバリ」の意味・わかりやすい解説

バルバリ
Barbari, Jacopo de'

[生]1440頃.ベネチア
[没]1516. ブリュッセル
イタリアの画家,版画家。ドイツではヤーコプ・ワルクと呼ばれた。 1500~04年ニュルンベルクの皇帝マクシミリアン1世の宮廷画家をつとめたのち,05年ウィッテンベルク,07年メクレンブルク,08年ブルゴーニュの各宮廷画家をつとめ,11年以後はブリュッセルでオランダ総督夫人マルガレーテに仕えた。ベネチア派様式北欧に招来し,A.デューラーと相互に影響し合った。作品は『聖母聖人のいる風景』 (ルーブル美術館) ,最初の静物画『死せる鳥』 (1504,ミュンヘン,アルテ・ピナコテーク) など。

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