パケット通信(読み)パケットツウシン

デジタル大辞泉 「パケット通信」の意味・読み・例文・類語

パケット‐つうしん【パケット通信】

packet communicationデータ通信で、データパケットとよばれるデジタル情報のひとまとまりの単位に分割し、送受信すること。パケットには送信先の情報や誤り訂正のための符号、データ全体において個々のパケットを位置づける情報などが含まれている。データ転送の間、ひとつ回線を占有することがなく、たとえ回線に障害が生じても柔軟に経路を変更できるため、回線の有効利用や大量通信ができる。パケット転送

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 訂正

IT用語がわかる辞典 「パケット通信」の解説

パケットつうしん【パケット通信】

インターネットなどのデータ通信で使われる通信方式。データをパケットと呼ばれる小さなひとまとまりの単位に分割し、送受信する。パケットには送信元、送信先、データ全体における位置(順序)情報、誤り訂正符号などの情報が付与される。伝送路を限定しないため、ある回線に異常が生じても別の経路を選択でき、耐障害性が高い。また、複数の伝送路を共有するため利用効率が高く、大量通信にも向く。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む