パコ・デ・ルシア(読み)パコデルシア(その他表記)Paco De Lucia

百科事典マイペディア 「パコ・デ・ルシア」の意味・わかりやすい解説

パコ・デ・ルシア

スペインフラメンコ・ギター奏者。本名サンチェス。アルヘシラスの生れ。早くから家族ギターを習い,ホセ・グレコ舞踊団で伴奏を務めたのち,1967年最初の本格的ソロ・レコーディングを行って一躍注目され,独奏家の道を歩む。1970年代には国際的に活躍し,ジャズ,フュージョンの演奏家との交流から,伝統的なフラメンコリズム感基本としながらも新しい楽器やハーモニーを取り入れた,革新的な音楽を目指した。
→関連項目ギター

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20世紀西洋人名事典 「パコ・デ・ルシア」の解説

パコ デ・ルシア
Paco De Lucia


1947.12.21 -
ギター奏者。
アルヘシーラス(スペイン)生まれ。
本名サンチェス フランシスコ
幼い頃より、ギターに触れ、12歳で歌の伴奏を担当。15歳で、本格的デビューを飾り、フラメンコ・ギターの新星として注目される。1976年アル・ディメオラの「エレガント・ジプシー」に参加。’79年よりラリー・コリエルやディメオラらと「スーパー・ギター・トリオ」を結成し、「情炎」等の作品を発表し、人気を博す。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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