パピアスの断片(読み)パピアスのだんぺん(英語表記)Fragments of Papias

世界大百科事典 第2版の解説

パピアスのだんぺん【パピアスの断片 Fragments of Papias】

使徒教父に含まれる一文書。パピアスは2世紀初め小アジア,フリュギアのヒエラポリスの教会の主教。エイレナイオスによれば使徒ヨハネの弟子であり,ポリュカルポスの友人でもあった。130年ないし140年ころ《主の言葉の解説》という表題の5巻本を著した。その中のわずかな断片がエウセビオスによって伝えられている。その中で福音書記者マルコ,マタイによる福音書,2人のヨハネに関する記事は特に重要である。【川村 輝典】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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