山川 世界史小辞典 改訂新版 「パルマ(リカルド)」の解説
パルマ(リカルド)
Ricardo Palma
1833~1919
ペルーの作家,詩人。反カスティリャ反乱に参加し,1860年チリに亡命。太平洋戦争に従軍し,チリの占領で破壊された国立図書館の再建に努めた。代表作は1872~1906年にかけて書かれた『ペルー伝説集』である。全10巻からなり,インカ時代から共和国時代までのペルーの風俗,伝説,寓話,逸話をモチーフとして史実を織り交ぜながら描いた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報