ヒッチハイク

デジタル大辞泉 「ヒッチハイク」の意味・読み・例文・類語

ヒッチハイク(hitchhike)

通りがかりの自動車無料で乗せてもらって続ける旅行

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精選版 日本国語大辞典 「ヒッチハイク」の意味・読み・例文・類語

ヒッチ‐ハイク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] hitchhike ) 通りがかりの自動車に便乗させてもらって徒歩旅行を続けること。
    1. [初出の実例]「ヒッチハイクや、ボロ靴、ときには跣(はだし)で歩いて、男を信じて訪ねていく」(出典:水で書かれた物語(1965)〈石坂洋次郎三三)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒッチハイク」の意味・わかりやすい解説

ヒッチハイク
ひっちはいく
hitch hike

旅行者が、道路上を往来する自動車に無料で便乗させてもらいながら旅行すること。同乗させてもらう意のヒッチと歩く意のハイクとを合成した語で、国際的に用いられているが、日本ではあまり発達していない。万国共通のサインは、自動車の運転手に、左右どちらかの手をあげ、親指を除いた4本の指を握り、親指で自分の行きたい方向を示すものである。

[徳久球雄]

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世界大百科事典(旧版)内のヒッチハイクの言及

【ハイキング】より

…行動にあたっては,自然を相手にするのだから慎重な計画と十分な準備が必要であり,なるべく単独行は避ける。なお,通りがかりの自動車に乗せてもらい,移動しながら旅行することをヒッチハイクhitch‐hikingと呼び,1920年代アメリカに生まれた習慣であるが,60年ごろには世界中に普及した。またトレッキングtrekkingとは困難の伴うゆっくりした旅行の意だが,近年盛んなヒマラヤの山歩きなどにも使われる。…

※「ヒッチハイク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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