ヒペレイデス(読み)ひぺれいです(英語表記)Hypereides

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒペレイデス
ひぺれいです
Hypereides
(前389―前322)

古代ギリシアの弁論家。アテネの出身で、イソクラテスに師事して著名な弁論家となった。当時アテネを脅かしていたマケドニアの勢力に対抗し、デモステネスとともに活躍したが、アエギナ島で捕らえられて殺された。現存する作品は少ないが、文体は機知に富み、日常的語句を用いて相手に率直に訴える弁論となっていて、ギリシア散文の歴史の上に重要な足跡を残している。[引地正俊]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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