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ヒュラス ヒュラス Hylas

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒュラス
ヒュラス
Hylas

ギリシア神話の人物。テッサリアのドリュオペス人の王テイオダマスの息子であったが,父を攻め滅ぼしたヘラクレスに捕えられ,その愛童となって,ともにアルゴ船の遠征に加わった。しかし一行がミュシアに立寄ったとき,泉の水を汲みに行って,ニンフたちに美貌を見そめられて水中に引込まれてしまい,ヘラクレスがアルゴ船の仲間たちに置去りにされ,一行と別れる原因となったとされる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内のヒュラスの言及

【ニンフ】より

…人間に対しては,庭園や牧場に花を咲かせ,家畜を見張り,狩りの獲物を提供し,泉の水を飲むか浴する者に予言の力を授けたり,病を治してやるなど,おおむね友好的である。しかしときには森の中を通る旅人を怖がらせたり,その姿を見た者にとりついて正気を失わせたり,またアルゴ船乗組員の美少年ヒュラスHylasを泉に引きこんだように,人をさらったり,シチリア島の羊飼いダフニスDaphnisを盲目にしたように,求愛に応じない者に報復するなどの害をなすこともあると信じられた。このため彼女たちは古くからギリシア各地で崇拝の対象となっており,しばしば泉や洞に供物がそなえられた。…

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