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ヒルガオ科 ヒルガオかConvolvulaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒルガオ科
ヒルガオか
Convolvulaceae

双子葉植物ハナシノブ目の1科。草本でつる性のものが多いが,乾燥地に生じる種ではとげの多い低木状のものもある。花は5枚の花弁が漏斗状に癒着し,いわゆるアサガオ形になる。おもに熱帯に広く分布し,約 50属 1600種が含まれる。日本ではヒルガオ属 Calystegia,グンバイヒルガオ属 Ipomoeaなど4属数種が自生するだけであるが,栽培植物としてはサツマイモ (薩摩芋) アサガオ (朝顔) などなじみのものが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒルガオ科
ひるがおか
[学]Convolvulaceae

双子葉植物、合弁花類。つる性の草本が多く、まれに木本もある。葉は単一で互生し、托葉(たくよう)はない。花は4、5数性、両性で放射相称。花冠は漏斗(ろうと)形、高杯形、鐘形などで、つぼみのときは裂片は中央脈で二つに折れ、全体が渦巻状に重なる。果実は(さくか)または液果。世界に51属約1600種分布する。4亜科に分けられ、日本産は次の3亜科に含まれる。ネナシカズラ亜科は寄生生活をし、雄しべの基部に鱗片(りんぺん)があり、ネナシカズラ属のみからなる。ヒルガオ亜科は緑色植物で、子房は分裂せず、花柱は1本である。日本にはヒルガオ、コヒルガオ、ノアサガオなど10属13種が野生している。サツマイモ属には作物のサツマイモ、観賞用のアサガオをはじめ、帰化の種類が多い。ほかにセイヨウヒルガオ属、フサヒルガオ属などが帰化し、ヨルガオ属が栽培される。アオイゴケ亜科は子房は2裂し、花柱は2本ある。日本にアオイゴケ属がある。[高橋秀男]

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