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ビエタ ビエタViète, François

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビエタ
Viète, François

[生]1540. ポアトゥー,フォンテネルコント
[没]1603.12.13. パリ
フランスの数学者。現在の代数記号の父といわれる。ポアティエの大学で法律を学び,弁護士になる教育を受けたのち,貴族アントアネット・ドベテールの顧問となり,さらにアンリ4世に仕える。彼はすべての著書を自費で出版し,友人に配った。『三角形に応用される数学法則』 (1579) は,6個の三角関数をすべて用いて,三角形の解法を系統的に述べたヨーロッパ最初の本といわれる。また『解析学序論』 (91) は未知量だけではなく既知量にも記号を用いることにより,代数学を記号的に扱った最初の本で,既知量を子音で,未知量を母音で表わした。彼はまた,2次,3次,そして4次の方程式を解くのに,適当な置き換えによって簡約する解法を示した。また代数方程式の正の根 (彼の時代には正の根だけが根と考えられていた) とその係数の間の関係を研究した。

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