デジタル大辞泉 「ビューカメラ」の意味・読み・例文・類語 ビュー‐カメラ(view camera) レンズ・シャッターを取り付ける前板と、ピントグラス・感光材料を着脱する後部フレームとが蛇腹でつながれ、レール上で前後に移動ができて、あおりが自由にできる大型カメラ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビューカメラ」の意味・わかりやすい解説 ビューカメラview camera 従来の暗箱を近代化した,専門家用の大型カメラ。それぞれ独立したレンズ取付け枠 (フロント部) と感光材料および焦点ガラス取付け枠 (バック部) が,伸縮自在な蛇腹を間にしてパイプ型ベンチ上に載っている。レンズ取付け枠はレンズ交換が自由で,感光材料取付け枠とともに前後,左右に自在に傾き,いわゆるあおり操作ができる。ピントガラスで焦点を合せる形式が普通。画面サイズは4インチ×5インチ,5インチ×7インチ,8インチ× 10インチ (1インチは 2.54cm) などでシートフィルムを用いる。機動性はないが,スタジオ内の撮影,建築,商業写真撮影に適している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by