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ピレス Pires, Tomé

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピレス
Pires, Tomé

[生]1468頃
[没]1540頃
ポルトガルの旅行家。 1511年にインドに渡り,12~15年までマラッカに滞在。ゴア副王の命により通商使節として中国に派遣されたが,抑留されて死去。その著『東方諸国記』 Suma Orientalは当時の東西交通の最高史料。

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世界大百科事典 第2版の解説

ピレス【Tomé Pires】

1466ころ‐1524ころ
ポルトガルから最初に中国に派遣された使節。国王付き薬剤師の息子としてリスボンに生まれ,彼自身もアフォンソ王子(1475‐91)付きの薬剤師であった。1511年インドに赴き,カナノールの商館で勤務したのち,12年にマラッ商館の書記兼会計係および香料の管理人となった。マラッカ滞在中に見聞に基づいて《東方諸国記》(邦訳あり)を執筆したが,これは16世紀初頭の東南アジアについての最も詳細な記述で,その資料的価値は高い。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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