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ファジー君 ファジークン

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とっさの日本語便利帳の解説

ファジー君

会社ともつかず離れず、チャンスがあれば能力を出しきるけれど同僚とセコイ競争はしない(上昇志向も希薄)、社会的関心もほどほどにもっている、都市化・情報化に柔軟に対応する能力がある、流行やファッションにも対応、要するに生活の快適さをマキシマムにする方法を身につけていて、しなやかに身を処す。順応も巧みだけれど転身もすばやい。これが「今時の若者」描像である。この描像を表現することばが「ファジー君」で、新人類の次の世代とされている。ファジーとはあいまいさを意味している。物理・生理現象には、常にゆらぎ・あいまいさがつきまとい、人間の意識と行動も例外ではない。こうしたゆらぎ・あいまいさを前提にした家電製品も登場し始め、人間に優しくなじむ機器と宣伝されている。つまり「自然っぽい」機械なのだ。ファジー君はこうした自然さ、いいかげんさを抑圧することなく行動しようとしている。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」
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